映画【ランペイジ 巨獣大乱闘】のあらすじ(ネタバレ)、感想を紹介
米国の80年代のアーケードゲーム「RAMPAGE」をもとに製作された映画【ランペイジ 巨獣大乱闘】。U-NEXTで配信されていましたので視聴してみました。ネタバレを含むあらすじと感想をご紹介してみたいと思います。
監督は「カリフォルニア・ダウン」「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」のブラッド・オペイオン。出演は「カリフォルニア・ダウン」のドウェイン・ジョンソン、「ムーンライト」のナオミ・ハリス。
ゴリラと狼とワニが巨大化して暴れまわる映画です。
“Rmpage”の意味は「大暴れ」です。元のアーケードゲームは3匹の動物を使ってひたすらビルを破壊するゲームで、ゴリラは普通の色です。
映画【ランペイジ 巨獣大乱闘】のあらすじ・ネタバレ
企業による遺伝子操作実験が行われていた人工衛星が事故を起こし地球に落下して、そこで作られていた遺伝子サンプルに感染した動物が巨大化します。
主人公デイビス(ザ・ロック)は、軍隊にいたときに、動物の密猟取り締まりに参加していて、その時に保護したアルビノの白いゴリラの赤ちゃんのジョージを連れて帰り、動物保護施設で働いています。現在は霊長類学者として、ジョージに手話を教えたりして兄弟のように暮らしています。
しかしジョージが感染して、日に日に巨大化し暴れだしたために、デイビスは実験をしていた企業のエナジー社に以前勤めていた研究者のケイト(ナオミ・ハリス)とともに政府機関に拘束されます。
一方、そのエナジー社の方は、巨大化した狼を抹殺しようと民間軍事会社のチームを派遣しますが、あっさり全滅します。
シカゴのエナジー社のオーナーのワイデン姉弟は、人工衛星で失われたものの代わりに巨大化した動物を確保しようと、ビルの屋上のアンテナから、おびき寄せる低周波を発生させます。
そのため輸送機で移動中だったゴリラのジョージとデイビスたちは、ジョージが暴れだしたために墜落して、ジョージはシカゴへ向かうので、デイビスたちも後を追います。
シカゴに巨大化した狼、ワニとゴリラのジョージがあつまり暴れても、米軍では倒せないため、市街地の空爆が決まりますが、まだ人が残っているのでデイビスとケイトはエナジー社に向かいます。
そこで解毒剤を手に入れ、ジョージに飲ませ、残りの2頭と戦います。
デイビスが軍の装備を使い戦ったり、ジョージが怪力で攻撃しますが、ほかの巨獣も丈夫なのでなかなか倒せない中、空爆の時刻が近づいてきます。
映画【ランペイジ 巨獣大乱闘】を観た感想
冒頭からザ・ロックのゴリラのようなムキムキ筋肉なのですが、ゴリラのジョージとは手話などで意思疎通をしていて、仲良しゴリラ映画のようです。
チンパンジーはある程度、手話を覚えることは読んだことがあるのですが、ゴリラは実際の所どうなのでしょうか?
実験をしている宇宙空間の人工衛星のところから、ジョージの巨大化まではすんなり進むので、編集が上手いと思いました。
ザ・ロック演じるデイビスは霊長類学者という設定ですが、軍隊を辞めてからそんなに簡単になれるの?というのはさておき、ジョージと仲良くやり取りしていて、バディ物の映画でした。ゴリラに手話を教えて意思疎通ができるというところが、この脚本の上手くいったポイントでしょう。
巨大化した狼とワニがやたらと強く、傭兵チームを秒殺したり、街で暴れまわって壊しまくるのを、軍隊でも倒せないというシーンは迫力がありました。
最後のデイビス+ジョージ組と狼+ワニ組とのバトルシーンは迫力があり面白かったです。
研究員ケイト役のナオミ・ハリスさんですが、「ムーンライト」のようなアート系の映画から、娯楽アクション大作まで幅が広い活躍です。
米国映画では悪い政府機関と戦うものが多くありますが、今回の悪役は大企業で、政府の役人は結構いいやつでした。
巨獣の造形ですが、ジョージは笑わせるいい奴から巨大化して性格が変わる程度ですが、狼の巨大化したものにはモモンガのような滑空能力がついていたり、ワニのほうはほとんど怪獣になっていたりと、主演のザ・ロックともどもインパクトのあるものになっていました。
CGを担当したのは「猿の惑星」シリーズのWETAデジタルで、作るときに質量も計算しているということで、ビルの崩落等も上手く作ってありました。ジョージがだんだん巨大化していく様子や様ざまなシーンで解りやすくインパクトのある映像づくりでした。
映画【ランペイジ 巨獣大乱闘】はこんな人におすすめ
解りやすくグロもないので子供と楽しんで観るのにいいでしょう。暇つぶしでも、友人と飲みながらでも気軽に観られます。ストーリーより映像で見せるので、50インチ位の大画面で見ると良さそうです。
映画「ランペイジ 巨獣大乱闘」は31日間無料で利用できるU-NEXTで観てみるのをおすすめします。無料期間内に解約すれば無料で映画を楽しめますよ。