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映画【ウインド・リバー】のあらすじ(ネタバレ)、感想を紹介

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2017年の第70回カンヌ映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞した映画【ウインド・リバー】がU-NEXTで配信されていましたので視聴してみました。

ネタバレを含むあらすじと感想をご紹介してみたいと思います。

 

出演:ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン
監督:テイラー・シェリダン

 

映画【ウインド・リバー】のあらすじ・ネタバレ

ロッキー山脈がある米国中西部のワイオミング州のウインド・リバー先住民保留地で害獣駆除員のランバート(ジェレミー・レナー)は、家畜を襲う狼などを待ち伏せして銃で駆除する仕事をしています。

ある日、周囲に民家も何も無い所の雪の中で少女の凍った遺体を見つけ、地域の警察に知らせます。

遺体は薄着で靴も履いておらず、外傷を負っていて、直接の死因はマイナス30度の寒さの中で走ったことによる呼吸器不全と解ります。

地元の警察は総勢でも6人くらいなので、応援を依頼するのですが、吹雪の中、待たされても来たのは経験もあまり無さそうな女性捜査官ジェーン(エリザベス・オルセン)一人だけです。

被害者遺族には他にも病人がいて、健康だった娘を亡くしたことで打ちひしがれています。

被害者の父親と友人である主人公のランバートも娘を病気で亡くし、それ以来、妻や息子と離れて暮らしています。

被害者の兄は仲間と共に自分の家で麻薬に耽っており、ランバートが訪ねていくと、そこでの暮らしというものが、いかに何の望みも持てないかについて話します。

被害者の父親から少女が当日は恋人に会うために出かけていたと聞かされますが、少女の恋人だった人物の遺体の方は、森の雪の中に埋められているのが発見されます。ランバートはスノーモービルでそのあたりを見て廻ることにして、ジェーンはその人物が働いていた、資源開発企業の従業員宿舎である、トレーラーハウスの方へ地元警察と共に聞き込みに行きます。

そこに行く途中で出てくる企業の警備員チームは散弾銃などで武装していて、宿舎まで行く途中でも、両者とも銃で武装しているので、互いに疑心暗鬼になり、宿舎で聞き込みを始める前から、銃撃戦が始まりそうになります。

しかしながらジェーンが連邦法を持ち出し説明して、法的にここで指揮を出す権限があるのは、まず第一にFBI捜査官である自分であることを素早く説明して、なんとか双方を落ち着かせて収めます。

そんな中、地元の警官が宿舎のドアの方へ近づきます。

現代の拳銃は装弾数が多く、弾倉の交換も簡単なので、撃とうと思えばすぐに大量の銃弾を発射できますし、企業の警備員なども合法的に近距離で強力な散弾銃を持ち歩いています。

さらに主人公のランバートは野生の動物を一発で倒すような銃と弾薬を使っていて、それらがすべて参加する最後の銃撃戦シーンになります。

映画の冒頭からランバートは寒冷地用迷彩服を着て、狼を待ち伏せたりしていますが、それが最後に活きてきます。

被害者の恋人が彼女を従業員宿舎のトレーラーハウスに連れ込んで、二人でいちゃついていたのを、周囲がからかっているうちにエスカレートして乱闘になり、さらに被害者の恋人が体格がよく屈強だった為に、死人が出るほどの乱闘にまでなっての結果ということが明らかになります。

ランバートは銃撃戦の後に生き残った一人の作業員をスノーモービルで山頂まで連れていき、狩猟用ライフルを突きつけ、彼女と同じチャンスをやろうという事で、走らせて同じように死なせます。

呼吸器不全を起こして10メートル位しか走れずに倒れた相手を見て、ランバートは心の中で同じ気温の中で何キロも走れた被害者女性の強靭さを讃えます。

先住民地域ということで、犯罪による女性の死亡者数などの犯罪統計などが作られないなどの事が、現在でも米国の負の遺産として存続しているとのことです。

映画【ウインド・リバー】を観た感想

映画の初めから、雄大な自然が映されますが、冬はとても寒そうで、住むのは結構大変そうです。

主人公は害獣を射殺できる機会も少ないためか、弾薬にも凝っています。

これだけ広いところで、何か犯罪があっても山の中に隠されたりすると、見つかることも少ないのかもしれません。

社会的なテーマを扱っていますが、あまり関心の無い人にも観てもらえるように銃撃戦のシーンもしっかり作られています。

ワイオミング州は日本の7割くらいの面積の所に58万人しか住んでいないという事で、いかに僻地かという事も見ていてよく解りました。

映画【ウインド・リバー】はこんな人におすすめ

映画「ボーダーライン」「最後の追跡」が気に入った人にはおすすめです。
害獣駆除用の銃と弾薬などが出てきますので、ハンティングに関心がある人にもいいかもしれません。

ちなみにFBI捜査官の女性は、双子のオルセン姉妹として子役の頃から活躍している人だそうです。日本でいうとマナカナあたりでしょうか?

コマーシャルで流れていた圧巻の銃撃戦シーンを観て関心を持った人も是非どうぞ。もし興味がある方は、U-NEXTを使えば無料で見ることができるのでチェックしてみてください。